Trash and No Star

本、時々映画、まれに音楽。沖縄、フェミニズム、アメリカ黒人史などを中心に。

山田宏一

蓮實重彦『映画の神話学』書評|映画とは、いわば不自由の同義語である

つまりは、こういうことだ。映画とは、小説や脚本を映像化しただけの「動く物語」などでは断じてなく、だから「ネタ」をばらす/ばらさないといったレベルで議論しうるものであるはずもなく、ただひたすらに「運動」であると。 では、この場合の「運動」とは…