1000字書評ブログ “Trash and No Star”

字数制限1000字での書評ブログです。月に2度の更新が目標。好き嫌いにかかわらず、読んだ本はすべて書評します。

〔有斐閣〕

筒井淳也・前田泰樹『社会学入門』書評|社会を知ることについて、知るためには

この際だから白状してしまうが、ここ最近、社会学の入門書的なものを読んだり、『質的社会調査の方法』に続き、無謀にも有斐閣のストゥディア・シリーズに手を出したりしているのは、岸政彦先生(と、勝手に呼んでいる)の著作や仕事、その方法論的な問題意…

岸政彦・石岡丈昇・丸山里美『質的社会調査の方法』書評|一回限りの、すぐに消えてしまうものについての知

一回限りの、すぐに消えてしまうもの。それを、一回限りの、完全には再現できない方法で調査すること。二重の意味で、一回限りの社会調査。本書で概説されている「質的調査」の定義を自分なりに要約すると、こんな感じになる。 大規模アンケートと統計を駆使…