君たちはどう生きるか? 書かれた時代がそうさせたのだろうが、ずいぶんと大きな投げかけだ。 少なくとも、それなりの時間を「すでに生きてきてしまった」身としては、映画『君たちはどう生きるか』の主人公のようには真摯に読めなかった、というのが正直な…
こんなにわかりやすくていいのだろうかと、申し訳なくなる本である。 特に、本書のキーワードである「脱構築」を、フーコーの権力論に照らして解説する第3章には、「規律訓練」や「生政治」といった概念を昨今のコロナ禍に喩えて説明するくだりがあるのだが…
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