【その他海外文学】
ほんとうに、ほんとうのこと。それはボアのこと。原始林のこと。花やヒツジのこと。そして星のこと。この世界を満たしているはずの、そんなほんとうのことについての、ほんとうの物語。 「最初に読みおえた時の気持が忘れられません」というのは宮崎駿の言葉…
(画像は公式Twitterから転載) モスクワから、世界の果てのような北部の街・ムルマンスクへと向かう寝台列車で、一組の男女が相席となる。 男から見れば、女は、かわいいけど不愛想。イヤホンで音楽を聴いたり、窓の外に向かってビデオカメラを回したりする…
二人の男が、「ゴドー」なる人物を待っている。一本の木の前で、土曜日に待ち合わせ、という約束になっていた。しかし、ゴドーは一向に現れない。いつまで待ってもやってこない。 次第に二人は、昨日もここに来て、こうして同じように待っていたような気がし…